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寿太郎みかんの貯蔵の様子を見学しました

 

出荷の最盛期を迎えている寿太郎みかん。収穫後すぐに出荷せず、1~2カ月熟成させることでより風味が増す「貯蔵みかん」としても有名です。

今回はその寿太郎みかんの貯蔵庫の様子を見学させていただきました。

 

貯蔵庫には写真のとおり天井ぎりぎりまで箱が並べられていて、1箱には13~15kgものみかんが入っています。

全体の重さはなんと4tほど。一面にみかんが並んでいます。

     

12月の収穫後、貯蔵の前に傷や腐りのあるものを除く選果作業をしてから箱に入れられます。

また、貯蔵の初めにみかんの重量を3~6%減らし、果皮を締めて体質を高める作業(予措)を行います。こうすることで、貯蔵中に水分が抜けて中の実がしぼむのを防ぎます。

それから1~2カ月の間温度や湿度を適正に保ちながらみかんを寝かせるのですが、その間は毎朝、エチレンの滞留を防ぐために換気を欠かさず行っているそうです。

気温や天気に影響されるので、収穫時の実そのものの出来だけでなく、貯蔵でも出来が変わってきます。気温が高すぎると腐ってしまいますが、1月の気温が低かった今年は良い状態だそう。

(5℃前後がベストで、気温が低すぎても果皮障害が出てしまうので管理が難しいそうです。)

 

貯蔵期間が終わると共同選果場へ運ばれますが、運ぶ前にも出荷基準に合わないみかんをチェックします。

収穫から出荷までの間に何度も選果され、質の良いみかんが出荷できるよう徹底されているのです。

 

市場からの評価も高く、需要がますます高まっている寿太郎みかんですが、栽培・収穫・貯蔵・出荷と美味しいみかんを届けるために生産者の方々が手間暇かけて作業をされています。

ラブライブ!サンシャイン!!とのコラボパッケージの出荷も始まり、ますます盛り上がりを見せる寿太郎みかんは、産直市やスーパーでの販売はもちろん、OH!MOSやJAなんすん緑茶館、西浦柑橘共選場等では等階級ごとの箱売りもされています。
出荷は3月上旬までとなりますが、貯蔵により味が濃くまろやかになった寿太郎をぜひご賞味ください。

   

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